研究者の旅日記
                                                           トップページに戻ります

                                                    

私は学会や研究会、セミナーなどの出張に、ANA楽パックを良く使っています。
ホテルと飛行機などを別々に予約するより、安くて便利ですのでお勧めです。


北海道編:

某年6月末頃; 小樽近郊へ出張


駅弁                                        余市駅前
tripphoto0002.jpg   tripphoto0003.jpg    tripphoto0001.jpg
東北新幹線の仙台周辺で買った牛タン弁当    函館駅で食べたいくら弁当と海鮮いなり寿司    JR余市駅前 中央の赤い屋根がニッカ
考えてみたら、初牛タンでした。こんなものか    海産物の美味しい北海道ならではの味!     余市蒸留所です。
と思っただけで、もっと美味しいと思っていた
のですが・・・。

旅行記:
 最初は舞鶴から小樽まで運行している新日本海フェリーで行こうかと思ったのですが、その様な旅程の出張は認められませんでした。今回の出張は、実験用の動物を連れて行かなければなりません。最初は宅急便でその動物を送れると思っていたのですが、問い合わせてみるとNGとの事で、仕方なく、飛行機にも乗せられませんので、JRで行くことになったのです。
 朝の5時半頃に家を出て、特急に乗り、新幹線、東北新幹線、そしてまた特急を二回乗り換え、最後に普通に乗って、夜の22時50分頃に余市に着いたのです。
 鉄道少年だったとは云え、これだけの時間、寝台車以外には乗ったことがありません。起きた状態で、この距離は本当に疲れました。それに生命維持をしながらですので、尚更の事です。
 ところで、こんな時の楽しみは・・・勿論、駅弁ですね?
 最初に買ったのは、仙台周辺で車内販売されていた、「牛タン弁当」です。この弁当は紐を引くと加熱出来るタイプで、暖かい弁当を食べることが出来ますが、弁当のケースの大きさの割には中身が・・・・・。
 考えてみると、これが最初の牛タンです。味わってみると「こんな味か?」と云う以外に感想はありませんでした。独特の食感、私としてはもう少し甘めの方が好きかな?と云う感じです。
 この後、東北新幹線を降りて、特急に乗り換えて、初めての青函トンネルを通過することになります。
 青森県に入ると、家の屋根が瓦葺きで無い家ばかりが目につき始めます。北海道で、瓦が寒さで割れてしまうと聞いたことがありますので、その為なのかな?と思いながら眺めていました。
 青森駅を過ぎて、暫く湾を見ていると、その内に山の中に分け入って行きました。幾つかのトンネルを潜り抜けて、気が付くと長いトンネルに入っていました。青函トンネルです。トンネルの途中に設置されている海底駅で数分間停車しました。この遙か上には海峡があるのだと考えると、早めに列車を発車して欲しくなりました。長いトンネルを抜けるとそこは、北海道です。今まで北海道には飛行機でしか来たことが無いので、初めての経験でした。
 懐かしい函館の町が見えてきました。
 函館に到着して、ここでまた特急を乗り換えることになります。
 次の特急北斗に乗るまでは時間が有りました。そこで、ホームの駅弁をじっくりと吟味して選ぶことが出来たのです。あっちへ行ったり、こっちへ来たりと歩き回りました。
 結果、選んだのは、いくら弁当と、海鮮いなり寿司です。いくら弁当は思っていたより、いくらが入っていて美味しかったです。海鮮いなり寿司は、これも美味しくて量が有りますので、本当にお勧めです。
 函館を出ると、大沼、小沼、蓴菜(じゅんさい)沼で有名な大沼公園を通過します。この沼は噴火によって出来たそうで、近くに在る活火山の駒ヶ岳を見ながら特急は走っていきます。そして噴火湾を右手に見ながら、長万部まで走って行きました。この特急は札幌行きなので、私は長万部で、函館本線に乗り換えです。普通に乗るまで40分近くの待ち合わせで、列車を待って居る間に真っ暗になってしまいました。
 暗闇の中を走りながら、明るかったら羊蹄山が見えるのにと思いながら、列車に揺られていました。
 23時も近くなった時に、やっと余市に到着しました。
 これだけの時間、列車に乗り続けると流石に、暫くは乗りたくないと思ってしまいました。とにかく、お尻の痛いこと、流れゆく風景を見るために、横ばかり向いていたので、首も痛くなって居るのです。


       ホテル水明閣
       tripphoto0015.jpg           
        今回泊まった余市町の「ホテル水明閣」です。鮎料理が自慢らしいです。 余市には都合三回、出張で泊まりましたが、ここが一番
        良いホテル(旅館)だったように思います。ただ、出張経費に足が出るのが玉に傷ですが。

上記の「ホテル水明閣」も楽天トラベルに登録はされているのですが、現在、宿泊予約手続きが出来ない状態です。そこで、今回も本当に泊まりたかったホテルを紹介致します。
エーヴランドホテル
中世の古城を思わせる佇まい。天然温泉と大自然を満喫。地元の食材を吟味した創作フレンチと日本料理を。
左の画像リンクをクリックして下さい。楽天トラベルの宿泊予約サイトに飛べます。ここも出張で泊まるにはちょっと苦しいですが。



旅行記:

 余市は、この旅行記でも紹介致しましたが、ニッカウィスキーの余市蒸留所が在る町です。私が学生の頃に毎日通っていた洋酒喫茶が、ニッカ専門の店で学生の頃から、この余市に訪れて是非とも余市蒸留所に見学に行きたいと思っていたのです。
 ここまで書くと、それじゃ見学したの?と皆様が仰られると思いますが、今回も、この次回の出張でも行くことが出来ませんでした。三回目の出張でやっと行くことが出来、感激をしたのです。その事は、またその機会に記事として書き込むことに致しますので、宜しくお願い致します。
 もう少しで、書き込むことを忘れそうになりました。
 それは余市が、毛利衛宇宙飛行士が誕生された町で、彼を記念して「余市宇宙記念館(スペ−ス童夢)」が建てられています。
 その施設の紹介を:
【余市宇宙記念館「スペ−ス童夢」】
 日本人科学者として初の宇宙飛行士 毛利衛さんが宇宙に挑んだのを記念して建てられた余市宇宙記念館「スペ−ス童夢」は毛利さんが実際に行った宇宙実験や毛利さんからの子どもたちへのメッセ−ジ、更には、最新のバ−チャル技術による様々なアトラクションを通して 宇宙の神秘や宇宙開発の歴史を学ぶことができる体験型学習施設です。
 CG大画像とモーションライドで宇宙旅行を疑似体験できます。(残念なことに去年の平成20年12月28日に閉館したそうです)

 ここは今回の出張でも、外せられなかったところで、勿論のこと行ってきました。
 それから、この辺りはサクランボの産地らしく、サクランボの畑が多くあったことを記憶しております。

余市町の考古学的遺跡:フゴッペ洞窟
 実際に何回も行こうとしたのですが、果たせなかった未練の残る所です。
 それは余市町栄町に在るフゴッペ洞窟です。この洞窟は続縄文時代後期(約1600〜1300年前)の古代人が彫った岩壁彫刻、炉跡等が見られる貴重な考古学的遺跡です。JR函館本線の線路沿いに在って、何回も指を銜えて通り過ぎました。車でも何回か行ったのですが、休館していて叶わずに帰ったことも在ります。
 実際に行っていませんので、事前の知識だけで書き込むことには抵抗がありますので、国指定史跡重要文化財:フゴッペ洞窟のHPのアドレスを下記に示しておきますので、是非とも御覧戴ければと思います。
http://www3.ocn.ne.jp/~yoiti/fugoppe.html
 このHPの一番下に、生活様子をご覧頂けるジオラマのお部屋と云うジオラマの写真が在りますが、「海は現在の海岸線よりず〜と近かったのですね。」とだけ書いていて、その説明が在りません。
 その事について簡単に私が補足説明致しておきます。これは縄文海進と云って、縄文時代に日本で発生した海水面の上昇のことです。海面が今より3〜5メートル高かったと言われ、縄文時代前期の約6000年前にピークを迎えたとされています。平野部では場所によっては、100kmも海岸線が現在の内陸部にありました。
 それから、このフゴッペ洞窟の近くに、西崎山環状列石が在ります。
 ここも、HPのアドレスを示しておきます。
http://www.shiribeshi-i.net/marugoto/tourist/item/1550
 をご覧下さい。
 この様に余市町は以前から興味が尽きない町で、その町に出張で行けたことを喜んでいたのですが、今回の出張では期待はずれになってしまったのでした。


tripphoto0016.jpg                tripphoto0014.jpg
ここ余市の余市川が鮎の北限の地らしいです。                         ホテル水明閣の入り口です。

tripphoto0004.jpg  tripphoto0005.jpg  tripphoto0006.jpg
私が泊まった部屋の入り口です。         丁度、入り口の方向から回れ右、洗面台です。 洗面台の向かい側の浴室です。洗い場付き。

       tripphoto0007.jpg             tripphoto0008.jpg
       入り口から部屋を見たところです。                    部屋の床の間。まぁ普通の調度品ですね。

tripphoto0009.jpg           tripphoto0010.jpg
部屋の中です。私の荷物が散乱していますが。                   部屋の窓から見える風景です。道の向こう側が余市川です。

tripphoto0011.jpg           tripphoto0013.jpg
これも部屋から見える風景です。                            私の部屋の鍵です。


      小樽運河にて
      tripphoto0012.jpg
旅行記:
 小樽運河です。観光案内で撮られている写真は、右手上方の橋の辺りから撮られていることが多いです。ですからこの写真は逆の方向から撮っていることになります
 左手は元の倉庫群ですが、今は店舗や駐車場になっている倉庫も在りました。
 水面を観察していますと、細かな気泡が水面の至る所から浮き上がってきています。運河の河底部では、嫌気性発酵反応が活発に発生しているようで、盛んにメタンガスや硫化水素ガスが発生していました。大気中に放散されて居ますので、臭気を感じることは有りませんでした。7月が近い6月のこの日でも、冬季に行った時にも、同様にこの様な発酵反応が起きておりました。勿論、水温が低い冬季は反応が鈍っていたのは事実ですが、水面に浮かび上がる気泡は確認出来ていました。
 この状態を暫く観測した後、写っている橋で運河を渡った右側に在る「小樽運河食堂←?」で焼き肉を食しました。
 いつも私は、テレビを見ないのです。娘がよく見るテレビ番組の「ケンミンショー」で、つい一緒に最近見た番組なのですが、小樽では焼き肉を食べ終わった後に、焼き肉のタレにスープを加えて飲むそうなのです。その出張で行った時に焼き肉を食べた時は、タレを入れる器がいやに大きいなとは思ったのですが、「ケンミンショー」を見る前だったので、そんなことを知りません。今度、行く機会が有ったら是非試してみたいと思っています。

小樽に宿泊されるなら、このホテルがお勧めです。
グランドパーク小樽
エキゾティックな魅力あふれる街・小樽。そのシーサイドに建つ18階建てのインターナショナルホテルです。小樽港マリーナのヨットハーバーや石狩湾の大パノラマを臨むロケーションで、レジャーはもちろんビジネスでのご利用にも最新の設備と上質のサービスでお応えし、確かなおもてなしでお迎えいたします。
新千歳空港からJRで直結65分、札幌中心部からJRでわずか30分。映画館、温泉、エステ、ショッピングモールなど、様々なアミューズメントが集まるウイングベイ小樽に直結し、スキーやゴルフ、クルージングなど四季ぞれぞれのアクティビティーもお楽しみいただけます。
 左の画像リンクをクリックして下さい。楽天トラベルの宿泊予約サイトに飛べます。ここも出張で泊まるにはちょっと苦しいですが。



       羊蹄山(蝦夷富士)
       tripphoto0017.jpg
       羊蹄山の写真です。別名は後方羊蹄山(しりべしやま)、マッカリ山(真狩山)、そしてマッカリヌプリもしくはマチネシリ(雌山)
       とアイヌの人達は呼んでいるそうです。
       地元の人に聞くと、この写真のように山体全容が見えるのは、年の内で数日しか無いそうで、この写真が撮れて良かったと
       思います。この山は、開聞岳(薩摩富士)に次いで私が好きな山です。帰る時にはこの山を見ることが出来ないほど、山体が
       ガスに包まれていました。
       この羊蹄山の周辺は、名水の地としても有名で、周囲には無料で利用できる水汲み場が数ヶ所在ります。是非この水を味
       わって下さい。
       冬季にはスキーで有名なニセコスキー場などが周りに在って、羊蹄山を見れる天気でしたら、蝦夷富士を見ながらのスキーを
       楽しむことも出来ます。

成層火山:羊蹄山(蝦夷富士)
標高:1898m
火口:直径700m、深さ200mで、西北西斜面にも側火口を持っています。
 羊蹄山は富士山と同じ円錐形の成層火山で、同一噴火口からの噴火を繰り返して、火口の周囲に噴出した溶岩および火山砕屑物・火砕流堆積物が積み重なり、このようにして円錐形の火山体が形成されています。その堆積物が地層として交互に積み重なっているので、成層火山と分類されている訳です。
 富士山も同様ですが、このタイプの火山帯は崩落しやすく、浸食などに依って山容が変化しやすいのが特徴です。



       洞爺湖
       tripphoto0018.jpg
       写真は洞爺湖です。写真の中央に中島が浮かんでいます。それ以外の島は、観音島、弁天島、饅頭島が在ります。

説明:
 湖岸の周囲は約50km、面積は日本で9番目、カルデラ湖としては屈斜路湖、支笏湖に次いで3番目の大きさの湖です。湖水面の標高は84m、透明度は10.0m、最大水深180.0mがデータです。
 この湖の種類はカルデラ湖で、約10万年前の最終間氷期に数回の噴火を経て形成された湖です。昭和52年に有珠山が大噴火が在るまでは、元々、湖水は酸性で、噴火による大量の火山灰に依って中和され、酸性が緩和されています。
 洞爺湖サミットは、この写真を撮った真後ろの山頂のホテルで開催されました。

tripphoto0019.jpg前回で説明致しましたので、今回は説明することが有りません。余りに小さいので判りにくいですが、水鳥が2羽、水面を慌てて逃げて行って居ます。写真のどこかに写っていますので、探してみて下さい。







 








羊蹄山、洞爺湖、昭和新山付近での宿泊なら、絶対ここがお勧めです。なにしろ首脳サミットが開かれたホテルですから。

ザ・ウィンザーホテル洞爺 リゾート&スパ
洞爺湖と内浦湾を見下ろす山の上。大自然に抱かれるよろこび。都会で疲れた心をいやしたい、自然に帰りたいと思うとき、洞爺までの距離と時間は、リゾートを満喫するための心地よいアプローチとなるでしょう。さらにここには洗練された文化があります。世界の「一流」が集い、豊かな大自然とともにお出迎えします。

 左の画像リンクをクリックして下さい。楽天トラベルの宿泊予約サイトに飛べます。ここも出張で泊まるにはちょっと苦しいですが。




                  昭和新山
                  tripphoto0020.jpg
                                  写真は昭和新山です。

説明は地元の郵便局長だった三松正夫さんの観察記録から記載致します。この記録はミマツダイヤグラムと名付けられ、火山学的に貴重な資料となっています。

標高:398m
種類:溶岩ドーム
明治新山等と同じく有珠山の側火山の一つです。デイサイト質の粘性の高い溶岩により溶岩円頂丘が形成されています。写真では判り難いかも知れませんが、現在も噴気活動が見られます。

昭和新山は、1943年12月から1945年9月までの2年間に17回の活発な火山活動を見せた溶岩ドームであります。
三松さんは世界的にも貴重な火山の徹底的な保護と、家と農場を失った住民の生活の支援のために、民家から山になってしまった土地の買い取りを行ったそうです。このため昭和新山は三松家の私有地であり、ニュージーランドのホワイト島等と同じく、世界でも珍しい私有地内にある火山であるそうです。1957年には特別天然記念物に指定されています。
現在、昭和新山の駐車場の脇には、三松正夫記念館が建っていますので、是非ともご覧下さい。三松正夫さんによる観測記録などの資料類が展示されています。


       有珠山西山火口群
       tripphoto0021.jpg
                             写真は有珠山西山火口群の遠景です。
       2000年3月の有珠山噴火の西山火口群からの噴火の様子をご記憶の方もいらっしゃると思います。
       今回の出張では、個人的な興味で火山現地調査に行って参りました。
       今なお火山性ガスと噴煙(水蒸気が殆ど)が噴出しております。
       機会が有れば、是非ここへいらっしゃると良いと思っています。


       tripphoto0022.jpg
        2000年3月の有珠山噴火の西山火口群からの噴火の様子をご記憶の方もいらっしゃると思います。
        写真は、西山火口群散策路南口にある駐車場の、直ぐ上に登ったところにある幼稚園です。
        有珠山西山火口群から少し下ったところに、この「とうやこようちえん」があります。写真のようにこちらの方向でも、
        火山弾などに依って建家が破壊されているのが、判って頂けると思います。
        現状のまま、保存?放置?されていますので、皆様も是非お越し下さい。


    tripphoto0109.jpg         tripphoto0023.jpg
   
 「とおうやこようちえん」の園舎の側壁です。室内も火山弾等         左の写真を撮った殆ど同じ地点の道の状態です。この地点
    で破壊されております。                               で、既に隆起の兆候が確認出来ます。
                    
    tripphoto0024.jpg         tripphoto0025.jpg
    上記の地点から少し登ったところに、この立て札が。              左の地点から、暫く登ったところにも、この立て札が。

    tripphoto0026.jpg         tripphoto0027.jpg
    右に見える方形のコンクリートの函型が、右上の写真の説明         隆起に依って門が剥離し、倒壊しかかっています。また左の
    板のボックスカルバートです。同じレベルだった物が7m隆起         車庫と手前の道とは、目測で約1.5mの高低差が生じて
    しています。                                      いました。

    tripphoto0028.jpg         tripphoto0029.jpg
    写真の右上が周りと同じレベルだったのですが、隆起の依っ         激しい隆起活動に依って、破壊された菓子工場。
    てこの高低差が生じた訳です。

         tripphoto0030.jpg 
         本来、平らな平面であった地形が、この様に隆起して、それに伴い工場の建家は変形させられて破壊されています。

    tripphoto0031.jpg        tripphoto0032.jpg
    2000年3月31日13時07分に最初に噴火した火口です。         左の写真の噴火口の反対側の斜面です。地熱帯です。
    写真では小さな噴火口に見えますが、下の写真を御覧下さい。       地表を触ると火傷しそうなほど高温になっていました。

       tripphoto0034.jpg 
       2000年3月31日13時07分に最初に噴火した火口です。噴火口の向こう側に破壊された菓子工場が見えます。

   tripphoto0033.jpg         tripphoto0035.jpg
   上記の写真の噴火口の別な方向からの写真です。               手前に小さな噴火口が在って、その向こうに主噴火口。


       tripphoto0036.jpg
       西山第2展望台からの写真です。手前に小さな噴火口。その向こうに主噴火口が見えます。近くの立ち木からその噴火口
       の大きさが判って頂けると思います。

                 tripphoto0038.jpg
                 これより下記に、この写真案内板の、左の写真、右の写真を掲載致します。


        tripphoto0037.jpg
        コンクリート製の電柱が途中から折れて倒れています。写真では判り難いかも知れませんが、電柱の右側から向こうに
        かけて、火山弾による衝突痕で路面が凸凹になっております。


        tripphoto0039.jpg
        この地点は、噴火前の地形変化に伴って、水道管が破裂し、その修復工事に水道業者が工事をしていたそうです。突然
        噴火が始まったので、業者は重機などを置いたまま避難したとの事です。右上近くに破断した水道管が見えます。また
        放置された重機があるのですが、写真では判り難いです。

        tripphoto0112.jpg
        この大きさでも、説明板が読みにくいですが、以前の噴火と今回の噴火の説明がなされています。

        tripphoto0110.jpg
        地熱帯の説明板です。90度の噴気が噴出しており、周りは大変暑く感じます。御覧のように熱のため、草木は育成出来
        無い状態です。

        tripphoto0111.jpg
        この様に噴火口近くは、噴火に伴い隆起しております。至る所で噴火したことが判る写真です。

        tripphoto0040.jpg
        有珠山西山火口群の西山火口第1展望台から撮った写真です。この様に盛んに噴煙を今なお上げています。

         tripphoto0041.jpg        tripphoto0042.jpg
         西山第1火口を別な角度から撮った写真です。                西山第1火口から離れたところで撮った写真
                                                      三角形の山の左側が有珠山です。

       tripphoto0043.jpg    tripphoto0047.jpg
       前後が逆になりましたが、倒壊した屋敷の車庫です。        駐車場に立ってある案内板です。800×600の解像度でも
       目測で約1.5m程の高低差が1mの間に発生しています。     読みにくかったので、仕方なくこのサイズに致しました。

         tripphoto0044.jpg
         西山火口群からの帰り道に幼稚園の運動場側に下りていきました。御覧のように園舎の側壁に火山弾が突き刺さって
         居ます。写真の中央付近で、出入り口の左側です。この火山弾の大きさでしたから、壁を突き破って屋内に入らなかった
         様です。

                        tripphoto0045.jpg
                        幼稚園の運動場側です。この様に破壊されております。

          tripphoto0046.jpg
          地上から園舎を見て回った結果、この箇所が一番破壊されていました。勿論、屋根を突き破って多くの火山弾が屋内に
          散乱しています。北海道にいらっしゃった時には、ここ有珠山西山火口群を御覧になられるようにお勧め致します。

旅行記:
 
何にでも興味を持ってしまう私は、火山学にも持っています。今回の出張でも、有珠山西山火口群に行ってみたいと考えておりました。
 実際に行ってみるのと、テレビなどで見るのとは、やはりその状況が現場に行くしか得られない物があります。これまでの有珠山西山火口群の
紹介を物見胡散的行為だと思われていらっしゃる方が多かったのではと思いますが、この様に火山や地震等の災害の地を訪れることは、その
災害自体を知ることにもなりますし、その地で暮らされている方々の辛苦を感じることが出来ると思います。ここで、火山がどうこうと書くことは
致しません。しかし、地球の息吹を感じ、その火山と共に生きている方々の事を思い出して戴きたく、敢えてこの記事を書かせて戴きました。



          某年9月 余市駅前
       tripphoto0053.jpg
          余市駅前の写真です。これが二回目の余市への出張です。今回はデータ採取で短期間の出張になりました。ですから
          ここから目と鼻の先のニッカウィスキー余市蒸留所に、今回も見学に行けませんでした。白いタクシーの上の赤い屋根の
          建物がニッカウィスキー余市蒸留所です。今回は勿論、JRで延々と列車を乗り継いで来た訳でなく、いつものように飛行機
          での、出張にしました。前回で、この香川から、この余市まで列車で来るのは無謀だと知りましたので・・・。

      
      tripphoto0048.jpg       tripphoto0049.jpg
      今回はビジネスホテルに泊まることに致しました。出張経費を       左の窓から入り口方向を撮したホテルの室内写真です。
      節約して、浮いたお金で美味しい物を・・・・・・・。               荷物が散乱していますが、普通の部屋でした。

      tripphoto0050.jpg       tripphoto0052.jpg
      寝乱れたベッドが写って居ますが、入り口側からの写真。         部屋の机です。うちわは丸亀の特産品です。全国の9割が
                                                  丸亀で生産されています。「伊予竹に土佐紙張りて阿波刳れ
                                                  ば讃岐うちわで至極(四国)涼しい」と歌も在ります。ご存じ
                                                  無いですよね?

                                tripphoto0051.jpg  
                                どこのホテルにでも在るユニットバスです。

そこで、今回も本当に泊まりたかったホテルを紹介致します。
エーヴランドホテル
中世の古城を思わせる佇まい。天然温泉と大自然を満喫。地元の食材を吟味した創作フレンチと日本料理を。
左の画像リンクをクリックして下さい。楽天トラベルの宿泊予約サイトに飛べます。ここも出張で泊まるにはちょっと苦しいですが。




        
某年1月 再々度 余市に
        tripphoto0060.jpg
        真冬の北海道です!三回目の余市出張です。今回は実験終了の為に実験機材回収に来ました。実験動物は、飼ってくれ
        る事になったので、現場放棄です。ですから、機材だけですので、運送屋に任せられますので、今回も飛行機での出張です。
        今回の宿は、駅前ロータリーの写真の左側に写っては居ませんが、「徳島屋旅館」です。前回のビジネスホテルより安価で
        一泊二食なので、ここにしました。それから、中央上に交差点の標識が写っていますが、その交差点を渡って、左に曲がって
        少し歩くと、市場が在ります。その二階の食堂は、一階の市場からの食材を料理した物が出て、安くて量が有って、そして
        とても美味しいのです。三回の出張で、余市にいる時は、お昼は必ずこの食堂で食べました。お勧めはイクラ丼です。
        行く時期の依って、イクラの量が変化するのは愛嬌ですが、ご飯が全く見えない時が多く、そのイクラの厚さには何回も
        満足しました。それから、魚の骨恐怖症の私が、ホッケが食べられるようになったのが、この食堂に行ってからです。
        お客の半数以上の方が、ホッケ定食を頼んでいます。また、その安いこと!そのホッケの大きさが半端で無いのです。
        大きなお皿からはみ出ているのです。多くの人が頼んでいますし、食べれなくても安いので、その時は他の物を頼むつもりで
        注文してみました。思った以上の量で、食べ倦ねたことを思い出します。

        tripphoto0059.jpg
        駅前の自転車置き場。雪で自転車が半分以上埋もれています。この時期は自転車には乗らないのでしょうか?

        tripphoto0061.jpg
        行ってきました!ニッカウィスキー余市蒸留所です。駅前から見える西洋のお城の城門のような建物が、案内事務所で
        個人でも見学の申し込みが出来ます。私は勿論のこと申し込みました。お客さんが少なかったのか、女性の案内をして
        下さる方と二人だけになってしまいましたが、私は憧れのニッカウィスキー余市蒸留所を見学出来ることで興奮しています。
        写っている建物は、倉庫だったと思います。この角度からは、ニッカが新聞広告や、テレビのCMで写っている方向です。
        一時間ほど所内を事細かく案内して貰いました。もしかしたら、私がウィスキーの事で質問ばかりしていたので、時間が
        掛かったのかも知れませんが。余市には考古学的遺跡や、ニッカウィスキー余市蒸留所など、他にも色々な名所が多く
        在ります。是非ともいらっしゃられるように思っています。

        tripphoto0054.jpg                  tripphoto0056.jpg
        今回、私が泊まった「徳島屋旅館」の部屋。                   同じく、実験道具などが写って居ますが・・・。

        tripphoto0055.jpg                  tripphoto0057.jpg 
        部屋の入り口です。トイレ、浴室は共用です。                  部屋の床の間です。

        tripphoto0058.jpg
        ある日の朝食です。値段から云えば、満点だと思います。

        tripphoto0062.jpg
        ある日の夕食です。写真の上から、カレイの骨煎餅と身の巻き揚げ、ガンモと北海道の野菜の煮物、刺身、タラバガニの
        脚、鰤の照り焼き、温泉卵、北海道で採れるイカとキュウリなどの酢みそ、もずく、魚のアラの吸い物、魚の?漬けです。
        宿泊中、何組もが宴会をしているくらいに、味は美味しかったです。魚の骨恐怖症の私が、初めてカレイの骨煎餅を食べ
        てみました。美味しいと思えました。不思議なことにですが・・・・・。 何連泊もしましたが、同じ食事は出なかったのが良いと
        思います。ただ、家族と一緒に泊まるのは、ちょっと気が引けますが・・・。     

          

そこで、今回も本当に泊まりたかったホテルを紹介致します。ここなら、ご家族も喜ばれる事請け合いです。
エーヴランドホテル
中世の古城を思わせる佇まい。天然温泉と大自然を満喫。地元の食材を吟味した創作フレンチと日本料理を。
左の画像リンクをクリックして下さい。楽天トラベルの宿泊予約サイトに飛べます。ここも出張で泊まるにはちょっと苦しいですが。




旅行記番外編

 今回の北海道の出張や夫婦旅行で訪れた観光地の、近隣のゴルフ場などをゴルファーの方のために紹介致します。


  今回は札幌近郊のゴルフ場案内です。

 幹事の皆様、コンペの予約でお困りではないですか?楽天GORAのコンペデスクならきっとご希望に合ったプランが見つかります。幹事さんにとってもお得なプレゼントも用意しております。いつ来てもお得な楽天GORAのコンペデスク。コンペをなさるなら、下記のリンクで今すぐ予約!


ゴルフ場の予約は下記のリンクからどうぞ;


札幌近郊のゴルフ場案内

札幌国際カントリークラブ 島松コース(メンバーコース/27H)
住所: 北広島市島松49-5
電話: 011-376-2221
札幌国際カントリークラブ 島松コース

札幌ゴルフ倶楽部 輪厚コース (メンバーコース/18H)
住所: 北広島市輪厚77
電話: 011-376-2231
札幌ゴルフ倶楽部 輪厚コース

羊ヶ丘カントリークラブ (メンバーコース/18H)
住所: 札幌市豊平区西岡549番地
電話: 011-581-3511
羊ヶ丘カントリークラブ

札幌南ゴルフクラブ 駒丘コース(旧定山渓カントリークラブ) (メンバーコース/18H)
住所: 札幌市南区真駒内280番地
電話: 011-584-8131
札幌南ゴルフクラブ 駒丘コース

滝のカントリークラブ (メンバーコース/36H)
住所: 札幌市南区滝野213番地
電話: 011-591-5361

滝のカントリークラブ

真駒内カントリークラブ (メンバーコース/36H)
住所: 札幌市南区常盤200番地
電話: 011-591-8422

真駒内カントリークラブ

シャムロックカントリー倶楽部 (メンバーコース/18H)
住所: 千歳市柏台1390-3
電話: 0123-22-2111
シャムロックカントリー倶楽部

ザ・ノースカントリーゴルフクラブ(メンバーコース/18H)
住所: 千歳市蘭越26
電話: 0123-27-2121
ザ・ノースカントリーゴルフクラブ


お泊まりはこのホテルで宜しいですか?ホテルの画像リンクをクリックして戴ければ、予約サイトに入れます。

札幌全日空ホテル:          シェラトンホテル札幌:           センチュリーロイヤルホテル:
 
                                




トップページに戻ります

 

inserted by FC2 system